ネット発信を毎日頑張っても、なぜ「1円の売上」にもならないのか?
2026/08/09
経営者の皆様、おはようございます。サクラ経営研究所の桜間知弘です。
最近、店頭小売業の経営者様から「なんとかネットを活用して売上を上げたい」というご相談をよく受けます。しかし残念ながら、多くの店舗が「思うような結果が出ない」と頭を抱えていらっしゃいます。
毎日SNSを投稿し、ブログを書き換えているのに、なぜ結果が出ないのか? そこには、SNSやネット営業の「本質」を知らないという明確な原因があります。
今回は、ネット活用で挫折しないために、絶対に押さえておくべき「本質」をお伝えします。
1.最大の誤解:作業がゴールになっていませんか?
多くの経営者が、次のような誤解をしています。 「ホームページを綺麗に整え、ブログやインスタグラムを毎日書き続ければ、お客様が増えて売上が上がるはずだ」と。
結論から申し上げます。それは大きな誤解です。
こういった「毎日更新」の努力は、高確率で途中で挫折します。なぜなら、「これだけやっても売上にならないし、成果が見えないから無駄なのでは?」と、ある時点で心が折れてしまうからです。
では、どうすれば良いのか? 原因はシンプルです。ネット関連の努力を始める「最初」に、どこでキャッシュ(お金)をつかみ取るかという『キャッシュポイント』を決めていないからです。
💡 例えば、こういう「ゴール」を描けていますか?
「インスタのフォロワーを5000人にすること」はゴールではありません。
- 本当のゴール設定の例: 「フォロワー5000人に対して、専用の販促LP(着地ページ)を案内する。そこからリアル店舗の『◯月〇日の特別催事』への来場予約を取り、記念品をプレゼントする」
これなら、2〜3ヶ月で完結する具体的な売上計画になります。もしリアル店舗への誘導が難しければ、「LPからZoom相談へ導き、画面越しに1対1の対面販売を行う」でも構いません。
「販売場所まで、どうやってお客様をリード(誘導)するか」というゴールを決めるだけで、ネット戦略は大きく前進します。
2.HPに商品を掲載して「待つだけ」では売れない
「ホームページを作って商品を載せれば、誰かが買ってくれる」 これも大きな間違いです。余程の有名ブランドや大ヒット商品でない限り、今の時代、ただ載せただけでは1個も売れません。
なぜならお客様は、どこにでもある一般商品の場合、ネット上で「1円でも安い店」を探しているからです。世界で一番安く提供できない限り、価格競争で負けてしまいます。
では、我々が扱っている商品はどうやって売るべきなのか? ここが問題の本質です。
ネットで価格競争ができない商品は、お客様と向き合い、一品一品じっくり時間をかけて価値を説明する「1対1のマンツーマンセールス」でしか売れません。ネットを「売る場所」にするのではなく、「マンツーマンで出会うための場所」と定義し直す必要があるのです。
3.なぜネット担当者は「店頭作業」を優先してしまうのか?
リアル小売業でネット販売が定着しない最大の原因は、「専属担当者を置いていないこと」にあります。
経営者は「まずはこのくらいから…」と、既存のスタッフに兼任でスタートさせがちです。しかし現場のスタッフからすれば、ネットの作業よりも「今日、目の前で売上が上がる可能性のある店頭作業」を優先するのは当然です。
結果として、上司からも「今そんなことするより、こっちの店頭作業を先にして!」という指示が飛び、ネット関連の作業は常に後回しになります。これではいつまで経っても売上が上がるはずがありません。
ネットの可能性を本気で信じるなら、リアル店舗と同じように、相応の人件費や経費を投資する覚悟が必要です。
4.「全体像(ファネル)」なき導入は、時間をドブに捨てる
先日、あるクライアント先の役員会で実際にあったお話です。 その会社では、キャッシュポイントがあいまいなままネット販売の導入を進めようとしており、経営計画書に盛り込むべきか話し合われていました。
私から「ネット上で売上を上げるには、このような具体的な導線が必要です」と説明したところ、役員の方々はハッとされ、こう言いました。 「これでは、ウチのネット販売の全体像(ファネル)が何もない状態だ。誰かが少し勉強してから出直そう」
せっかく来期から本格始動するはずだったプロジェクトが、これでまた1年延びてしまいました。
やはり、誰かが最低限のネット販売の基礎を学び、「どこで売上が発生するか」のファネル(導線)を設計できる人材を確保すること。この手順を省いて進めることはできません。
🛠️ 【補足】自社にスキルがない場合の解決策
「ココナラ」や「クラウドワークス」といった、ビジネススキルを外注できるマッチングサイトがあります。ここには、ネットマーケティングやWeb制作の「半プロ」のような人材が低料金で集まっています。
経営者自身が、自店のネット販売を高い視点から俯瞰(ふかん)できるようになれば、こうした外注サイトを上手く使って、自社に足りないピースを安価に補うことができるようになります。
📢 桜間からのメッセージ
「ブログを頑張っているけれど、一向に手応えがない…」 「うちの店に合った『ネットから来店への導線』ってどう作ればいい?」
そうお悩みの経営者様は、一度立ち止まって、全体の設計図を見直してみませんか?
サクラ経営研究所では、小売業のビジネスモデルに合わせた「ネット活用の仕組みづくり」をご提案しています。現在、無料の個別Zoom相談(限定3社)を承っております。
「うちの店の場合、どこをゴールにすればいい?」と気になった方は、まずはこのメールへの返信、または( sakura.manage@gmail.com )までお気軽にご連絡ください。一緒に売れる導線を組み立てましょう!
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