店頭確約取り
2026/07/08
1.コンセプト
この確約取りの方法はどこのお店でもやっていることです。
お店側が意図しないでもやっているのを見かけます。「本日の自然来店客」に、次回の催事の来場ご予約をいただくことは誰でもやっている方法だからです。具体的には、単に本日の来店客に立ち話で次回催事の説明をして予約をいただくだけの初期レベルのお店から、お店メンバーさんが全員予約を取れるように、「来場予約ルーム」を店内に設けて「アプローチブックで説明をするロープレ」までやっている高次元レベルのお店まであります。
この方法の課題は、自然来店客に確約をいただくので、次回催事の「来場客の質」つまり、本来目標の催事の目標買上げ単価や買上げ率がコントロールできないということです。この方法の確約取り客は、あるときは新規客中心であったり、あるときは優良顧客中心であったりと、店頭での自然来店ではお客様をコントロールができないのです。
しかしメリットもあります。いつものお客様を集めるには、最も効果的だからです。いつもお店に立ち寄るお客様を集客するにはコストもかかりませんし、毎日何人もお客様が来店している場合、TEL集客ほどの時間もかかりません。人数を確保するのに集客時間を節約できるからです。毎回の催事には、ある一定数の「いつも客」がいるものです。そのいつも客を集客するには、この方法が一番です。
この「店頭確約取り」の方法は、意識的にとか?無意識的にとか?の区別はありますが、どこのお店でも多かれ少なかれやっています。しかし、意識的に計画に組み込んでいるお店は少なく、計画表上に表現されているお店は、実際には先んじたお店です。確約取り期間を設定し、確約取り目標件数まで設定して、他の確約取り方法と組み合わせて使っていることが多いようです。
2.準備
①最初の準備は「計画化」することです。
催事開催が決まってから、最初の時点で他の集客方法と同じように、集客期間と集客件数の目標の2つを決めてしまうことです。そのためには、「催事のコンセプト」と「集客の客質」が決まったときに計画化するのがベストです。
②この集客方法だけの単独集客は効果が薄く、他の集客方法と組み合わせて使うことが重要です。傾向として、通常の来店客は毎日同じ客筋であることが多く、「いつものお客様」を集めるときは「店頭確約取り」で、狙ったお客様層を集めるときは、来店面談のような別の集客方法というように決めて使うことです。
3.実施項目
①期間設定
基本は1週間程度です。それ以上は、ダラダラとなり効果薄です。
案外この1週間単位で集客期間を区切る効果を知らないお店が多く、一度試して頂くことで得るモノは多いと思っています。
1週間で集客期間を区切るようになると、1週間の集客期間単位で、「TEL集客だとお店で100件確約が取れる」とか「店頭確約取りだと50件取れる」などと分かるようになり、集客計画の立案精度がかなり高くなり、それと共に予算達成の精度が高まります。
②目標件数
お店スタッフ一人当たり「一週間で5件程度の来場確約」というのが基準です。
1週間で5件とは?「出勤したら一日一人の確約を店頭から取る!」だけのことです。
注)入社3〜5年の新人には、この「一日一人は過大な集客人数で無理!」というお店が案外多いようです。しかし、入店1ヶ月のアルバイトでも、やる気さえあれば毎日1件の確約取りは店頭からできている事実。これをどう捉えるかということを考えてみてください。
4.効果
「店頭確約取り」の効果は大きいようです。
「どのように大きいか?」というと、集客期間を大幅に短縮できるからです。つまり、催事直前1週間に集客するだけの店内催事の集客には優れた効果があるからです。どの催事にも必要である現在ホットなお客様を、TEL集客だけの集客方法より簡単に集客できるようになるからです。
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