サクラ経営研究所

命もいらず、名もいらず。人生で「本気」になれる仕事と仲間を待っていますか?

命もいらず、名もいらず。人生で「本気」になれる仕事と仲間を待っていますか?

命もいらず、名もいらず。人生で「本気」になれる仕事と仲間を待っていますか?

2026/07/14


 

命もいらず、名もいらず。

人生で「本気」になれる仕事と仲間を持っていますか?

皆様、こんにちは。

「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難(かんなん)を共にして国家の大業は成し得られぬなり」

皆様は、この言葉をご存じでしょうか。これは『南洲翁遺訓』に記された、西郷隆盛の有名な言葉です。地位や名誉、保身といったものをすべて投げ打ってでも、本気で事に向かう人間の凄みと純粋さを表しています。今日は、この「西郷どん」のような人物像と、私自身の人生におけるある「憧れ」についてお話ししたいと思います。

私には、これまでの人生において、決して足を向けては寝られない「2人の大恩人」がいます。

一人は、私がかつて勤めていた会社の上司であり、私を呉服営業の世界で一人前の販売員に育て上げてくれた先輩、OZ氏です。そしてもう一人は、私を呉服販売の現場から経営コンサルタントという今の世界へ導き、人生の大きな転機を作ってくださったOS氏です。

20代の若かりし頃、私は西郷隆盛と、彼の右腕であった桐野利秋(きりの としあき)の物語を知り、強く心を揺さぶられました。 桐野利秋は、西郷が新政府の要職を辞して下野し、ついには国家に対する反乱軍(賊軍)の将となってしまった時でさえ、己の地位や立場のすべてを捨て、最後の城山で命を落とすその瞬間まで西郷に寄り添い、従い続けました。

「自分は西郷隆盛のような偉大な器にはなれなくても、桐野利秋のようになりたい」 それが、私の心に深く根付いた憧れでした。

自分がビジネスの第一線を退き、幕を降ろすその瞬間は、これまで多大な恩を受けたOZ氏、あるいはOS氏と共に迎えたい。理屈ではなく、そんな思いを胸の奥底にずっと抱き続けて今日まで歩んできました。 この感情は、どれほど言葉を尽くしても、家内や家族、あるいはビジネスパートナーの尾井にすら、本当の意味で理解してもらうことは難しいかもしれません。それでも、私の中では決して消えることのない、熱く純粋な願いなのです。

人生は長く、チャンスに満ち溢れています。だからこそ、私にはこの両氏に恩返しをする機会が、過去にも未来にも必ず訪れると信じてきました。そして70歳という一つの節目を迎えた今、いよいよ「その時」が近づいていると肌で感じています。

自身のすべてを懸けて誰かに報いたいと願うこの心境は、一般的なビジネスマンの常識からすれば、いささか滑稽に映るかもしれません。しかし私は、これは仕事に対して「本気」で立ち向かい、命懸けで走ってきた人間にしか到達できない境地だと思っています。

損得勘定を抜きにして、一生懸命に何かに取り組んだ者。 一瞬でも、魂を燃やして本気で生きた者。

そんな経験を持つからこそ結ばれる絆があり、私は、本気で一緒に仕事をした仲間を持てた自分を、他の誰よりも幸せ者だと感じています。

さて、今日この記事を読んでくださっている皆様に、一つ問いかけさせてください。

あなたは今までに、己のすべてを懸けるほど「本気」になったことがありますか? これから先、何かに本気で命を燃やす覚悟はありますか? 今、目の前にいる部下と、あるいは上司と、本気で仕事に向き合っていますか? そして、今後訪れるであろう人生のチャンスに、本気で立ち向かうつもりはありますか?

「本気」で生きた時間は、必ずあなたに、一生の財産となる「仲間」と「境地」をもたらしてくれます。皆様のビジネスが、熱き魂を持った本気の歩みとなることを、心より応援しております。



 

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