サクラ経営研究所

〇〇する資格はない

〇〇する資格はない

〇〇する資格はない

2026/05/23

 

私は昔、高校時代にバスケット部の先輩に言われた言葉が忘れられません。

こう言われました「風邪を引いて、この大事な時期に練習をできなくなるなんて、あなたにはバスケットをやる資格は有りません」と、練習中に体育館の裏で隠れて咳をしながら胃の中のものを戻していた私に言ったのです。

 

私がバスケット部に入ったのは何気なく友達に誘われて、体育系の部活動を選んだだけです。

中学時代にもバスケットを、特に好きでもないけれど部活動としてやっていました。先輩に誘われて、高校もバスケット部を見学に行ったのがきっかけで断り切れなくなって続けた。ただそれだけで高校バスケット部を選んだのですが、それがこの事態に繋がっています。

 

今もこの言葉は、なぜか私の頭の中に残っていて、大人になってからも何か自分が選択的決断をするとき、自分の判断が後々に大きな責任を伴うことになる、という何気ない「決断の責任」という教訓になっています。

 

皆さんも、何気なく家業で社長をやっているかもしれませんが、責任が有ります。

家族を養う、毎月社員に給料を支払う、業者に商品代金を約束通りに支払う、毎日周りの者に張りを持った生活を提供し続ける、その為に自分は日夜学び続けて、自店の事業を周りの期待通りに成長させる責任です。

 

こんな環境の中に存在することになっている元々の原因は、自分の「家業を継ぐ」という決断だったり、能力があったため他人に押されて今の役割を担った、などと言った時に自分が行った判断です。

そこには、確かに周りの者の期待が集まり、その期待に答えるために、自分を厳しく律するものが必要になるかも知れません。自分には厳しい。

しかし、それが尊いのです。

 

普通に生活していると、期待され律することを求められるのは、何かの経緯があって余程の因縁が無い限りそんな状況になることは有りません。

しかし、自分はそういう立場になった。これは尊いことです。

普通に考えれば他の人が、あなたのように期待される立場になることは有りません。確かにあなたは自分で決断したのですが、そういった決断を迫られた当時の環境は、あなたが作ったモノではありません。結局運命だった。

あなたは、自分で選んだようで、結局選ばれていた。

 

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