訪問確約取り

 

1．コンセプト

「訪問確約取り」とは，一般的にお客様のご自宅に訪問して確約を取る方法です。

最初に考えておかないとならないのが「確約」の定義です。催事のご来場予約に1000円の予約金をいただき領収書を置いて来ることで，確約1件としているお店があります。こういった工夫も大事です。

あなたのお店も「来場確約OK1件」の定義を最初に決めておきましょう。

 

　その後，「面談予定・プレイ・確約OK」の３つの定義を決め訪問チェック表で、毎日自店の部下の確約取り状況を把握しておきましょう。こうすることで、部下の弱点を発見することができます。

発見できれば、ロープレなどの手段で改善を行うことができ、訪問型営業法の弱点である、単独行動の

「行けども行けども無駄足感」という弱点をカバーできます。

 

　最初に決めておかなければならないことに、車ごとに2人乗車で行くのか、一人乗車で行くのかです。

一人で行けば効率が良いのですが、一人ゆえの難しさがあります。

しかし、二人乗車では、一人乗車の半分の効率になるわけです。ベテラン経験者は一人、初心者や経験不足のものは二人乗車などとしているようです。

 

２．準備

 

①訪問チェック表

　「面談予定・プレイ・確約OK」と走行距離を記録します。

⑴面談予定→前日に訪問予定のお客様宅を「午前中7件、午後10件、夜8件」をリストアップし、

そのお宅1件1件の距離から、おおよその走行時間を割り出しておきます。

その他予備のお客様宅を10〜20件は出しておきます。

 

⑵プレイ

 

⑶確約OK

 

⑷走行距離→一日100Kmを超える走行は、おそらく訪問時間より走行時間の方が多く効率が悪いと考え、

修正を入れます。主に二人訪問に変えたり、3人分を一人で訪問したりとなります。

 

②訪問用自動車

主にレンタカーやタクシーを使えば安全ですが、費用っ面から考えて地方の小売店では社員さんの通勤用自動車を借り上げる方式をとっているお店も多々見受けます。