サクラ経営研究所

本部業務

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2025/07/05

 

 いろいろ社長とお話しをしている中で、「営業本部の機能がいりますね!」というお話になったことがあります。

しかし、その方は「ウチの会社にはコストを考えると、本部はいらない」というのです。どうもコストセンターとしての本部はいらないと言っているようですが、そこから話が合わなくなってしまいました。

 

 私の言っている本部機能というのは、社長がやっている作業の内、「社長が徐々に手放して行く作業の手順と人材」のことを指しています。それなのに、コストのお話しになってしまい、話がすれ違ってしまいました。

これではお話しを元に戻すことが難しくなってしまいました。

 

私が伝えようとしたことは・・・

 例えば、事務アルバイトをしている女性事務員に、いつもDM作成を依頼している広告印刷会社に毎回連絡をお願いしていると、何年かするうちに社長の思うようなDMを提案してくれるようになり「あなたの言うそれで、〇〇印刷会社に連絡しといて」とだけで済むようになります。

これで販促企画担当者を一人育成したことになります。この販促担当者は、社長が育成した本部用の社員である分けです。

 

 同様に、採用の面談担当社員、商品の発注担当社員、テキスト文章化担当、等々いろんなプロ社員を育成しているのが社長なのです。しかしこの社長ご自身が「自分が本部要員を育成している」という自覚が成長企業の社長には必要です。

なぜならば、成長する企業組織の中では、社長が営業販売以外のプロの専門職を育成するしか、組織の成長をコントロールできないからです。50人の組織、100人の組織、200人の組織の時の、プロの専門職を想定しておかないと、自分が忙しくなるだけで、直ぐに成長限界に達してしまうからです。そこが問題なのです。

 

 例外的に、他社からそういうスキルを持った人材が偶然採用できるということも有りますが、それこそ奇跡に近い偶然です。それを待たなければ成長できない組織になってしまうだけなのです。

安定して10年後も20年後も立派に利益体質でいられる企業組織を作ることこそ、社長の仕事だとすれば、忙しくなり続ける自分の仕事量を自分で減らす努力をするしかないのです。

 

 逆にも言えます、営業本部の仕事を担う人材を育成するにはたっぷり時間はあります。自分の忙しさを減らすだけの工夫はいくらでもできますし、人材の育成は可能です。大丈夫です。

そして自分が暇になれば、次の企業成長ステップを自分で考え始めます。それは自分の夢を実現する時間として使われ始めるでしょう。レストラン業であったりホテル業であったり、他業種の販売業であったりといろいろ試し始めるのが普通です。あなたの懐や会社に、お金が流れ込む道はたくさんあればあるほど安心できます。

 

 少しづつ夢を実現するとは、任せることができる人材ができる、増えるということです。信頼できる人材をドンドン増やせる道を選ぶことが大切です。

あなたの夢が実現し、自分の時間が持てるようになるということは、任せることができる人材が増えるということなのです。分社体制とか、支店経営とか、アメーバ経営とか、システムを真似しても上手く行かないなら、信頼のおける人材がいないということです。こんなことも考えてみて欲しいところです。

 

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