本部活動
2025/06/10
前回の続きなので、重要性と緊急性の話です。
戦略課題の解決は、緊急性の課題からは解決できない。重要性の有る課題からしか解決できない。
例えば、売上獲得に目が行きがちな地方の中小小売店のオーナー経営者にとっては、緊急性は鬼門です。
なぜならば、自分が営業から目を離せば、一挙に売上が落ちる可能性があるから、店頭や集客催事から目が離せられない。しかし企業成長はそこではなく、重要性の上での戦略課題から解決からです。
ではどうすれば良いのか?
普通に考えれば、売上に余裕がある時に、「給与体系の変更」や「採用活動の強化」、「教育の見直し」などをやれば良い。
・・・のですが、社長の頭の中はいつも売上ですから、理屈は分かっていても本格的な戦略的発想や行動になかなか挑めません。
本来は、社長がトライ&エラーを繰り返し、経験を積んで、自分でより良き判断ができるようになってから、部下に割り振って行くのが最良なのですが、本当は違います。
社長は責任を感じて、企業経営に関する項目を全て社長が経験しようとしています。しかし、それでは人間の一生では何ともならん50年・100年というとてつもない経験時間が必要になってしまいます。あまりにも現実的ではありません。
だから、最初に書いたように、担当係を決め任せて行くのです。
信頼のおける人材に、自分のできない経験を積ませて、自分の代わりに工夫をさせる。社長が自分の一生で経験できない範囲を任せて行くということです。これを私は「権限の委譲」と表現しているのです。
あなたが経営者として、理想の企業を創造したいなら、いつまでもモグラたたきを続けているのでは無く、自分が時間とエネルギーを物理的に割くことのできないことには、思い切って担当係に任せる。誰がやっても同じ結果が出るなら、こういった方法がベストなのです。
そしてこれが、あなたがリーダーシップを採るべき本部の必要性であり、全ての本部活動に繋がっていることに気が付いていただきたいと思います。
ちなみに本部と言っているのは、企業によって違いますが、だいたい商品部・経理部を除いて経営企画部・社長室・社長秘書室・人事部などという呼び名で呼ばれている、主にスタッフ部門です。
サービス部門やラインスタッフ部門は、この場合は除いて考えています。
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