サクラ経営研究所

店頭確約取り

店頭確約取り

店頭確約取り

2025/05/22

 

1.コンセプト

 

 この確約取りの方法はどこのお店でもやっていることです。

お店側が意図しないで「本日の自然来店客」に、次回の催事来場のご予約をいただく方法です。具体的には、単に本日の来店客に立ち話で次回催事の説明をして予約をいただくだけの初期レベルのお店から、お店メンバーさんが全員予約を取れるように、「来場予約ルーム」を店内に設けて「アプローチブックで説明をするロープレ」までやっている高次元レベルのお店まであります。

 

 この方法の課題は、自然来店客に確約をいただくので、次回催事の「来場客の質」つまり、本来目標の催事の目標買上げ単価や買上げ率がコントロールできないということです。

この方法の確約取り客は、あるときは新規客中心であったり、あるときは優良顧客中心であったりと、来場客の質をコントロールができないということが起こるからです。

 

 しかし、メリットもあります。いつものお客様を集めるには、最も効果的だからです。いつもお店に立ち寄るお客様を集客するにはコストもかかりませんし、毎日のように来店しているので時間もかかりません。

比較的簡単に集客できるからです。毎回の催事には、ある一定数の「いつも客」がいるものです。そのいつも客を集客するには、この方法が一番です。

 

 この「店頭確約取り」の方法は、意識的にとか無意識的にとかの区別はありますが、どこのお店でも多かれ少なかれやっています。

しかし、意識的に計画に組み込んでいるお店は少なく、計画表上に表現されているお店は、実際には凄く先んじたお店です。確約取り期間を設定し、確約取り目標件数まで設定して、他の確約取り方法と組み合わせて使っていることが多いようです。

 

2.準備

 

①最初の準備は「計画化」することです。

催事開催が決まってから、最初の時点で他の集客方法と同じように、集客期間と集客件数の目標の2つを決めてしまうことです。そのためには、「催事のコンセプト」と「集客の客質」が決まったときに決め、計画化するのがベストです。

 

②この集客方法だけの、単独集客は効果が薄く、他の集客方法と複数の集客方法を組み合わせて使うことです。傾向として、通常の来店客は毎日同じ客筋であることが多く、「いつものお客様」を集めるときは「店頭確約取り」で、狙ったお客様層を集めるときは、別の集客方法というように使っているようです。

 

3.実施項目

 

①期間設定

基本は1週間程度です。それ以上は、ダラダラとなり効果薄です。

 

②目標件数

一人のお店スタッフ当たり「5件程度を1週間で」というのが基準です。

1週間で5件とは?「出勤したら一日一人の確約を店頭から取る!」だけのことです。

注)入社3〜5年の新人には、この一日一人は過大な集客人数で無理!というお店が案外多いようです。しかし、入店1ヶ月のアルバイトでも、やる気さえあれば毎日1件の確約取りは店頭からできている事実。これをどう捉えるかということを考えてみてください。

 

 

4.効果

 

その効果は大きいようです。

「どのように大きいか?」というと、集客期間を大幅に短縮できるからです。つまり、いつものお客様を集客することに優れた方法ですから、どの催事にも必要である現在ホットなお客様をリードする。

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