サクラ経営研究所

日にち薬

日にち薬

日にち薬

2025/05/18

 

先日まで京大病院に入院していました。

去年の夏以来、約一年ぶりの長期療養でした。歳を重ねると病院とのお付き合いは仕方のないことのようです。しかし、その病院で今回はいろいろなことを学びました。その一つに「日にち薬」というのがあります。

 

 この「日にち薬」と言う言葉は、私には非常に聞き覚えの無い新鮮なキーワードでした。

私にとっては、昔から知らない言葉では無かったのですが、ここ何十年も使ったことが無いし、聞いたことが無い言葉だったので、なんとなく気になって心に残っていました。

 

 最初に、手術後の痛みに夜も眠れないでいた時に、看護師さんに「だんだん痛みも良くなって行きます。それこそ日にち薬ですよ」と言われたのです。

「日が経てば、痛みもだんだん無くなって行きますよ」という意味だったようです。それからというもの、来る人来る人に「日にち薬」「日にち薬」と言われ続けてきました。手術によって病気が治り退院するには、ある程度の日数が必要で、病気も最後は人間の自然治癒力に任せる、ということが必要だと周りの人から何度も言われました。

 

そのうち入院の暇に任せていろいろ考えてみました。

「システムとは、企業組織の日にち薬である。組織の手術を行った後に、その後の何日か何か月を要して徐々に、最初に目論んだ方向に改善して行く『日にち薬』が企業組織の『システム変更』と言う。これを日にち薬という言葉を考えていて気が付きました。

 

企業組織の「日にち薬」が、「システム変更」だと思ったわけです。

社長たるもの、この企業の日にち薬を、自分が社長をやっているうちに、企業組織の自然治癒力を活かしたシステム変更を何回か仕掛けないと、企業成長は無い。それなのに、何の手も打たない、何のシステム変更も始めない?これはいけないですね、必ず衰退へと進んで行ってしまいます。

 

 経営者のシステム変更は、そのタイミングに気が付いても、そのまま見過ごすとどうなるか?たとえば他人従業員の採用。たとえばお店の引っ越し。たとえば2号店の出店。

 たとえば自社以上の企業組織経験者の採用などのタイミングを逃せば、次のタイミングは何年後にもなるか、二度と無いかもしれません。タイミングを逃すと「成長には前髪はあっても、後ろ髪は無い」というように、知らぬ間に徐々に衰退が始まって来ます。

 

 恐ろしいことは、そのシステム変更の必要性に気づき、そのタイミングに気づいても、自分の気づきを「決断や行動に移せない人が数多くいる」という現実です。

変化や挑戦を恐れて、現状維持を選択するということは、後日に大きな悔いを残すことになります。

経営者には、企業組織の大小に関わらず、システム変更のための正しいタイミングとその選択の時が必ず来るということを忘れず、成長を目指す必要性があるということを、肝に命じておきたいですね。

↓無料相談はこちら↓

https://sakura1.net/1446-2/

 

----------------------------------------------------------------------
サクラ経営研究所
京都府城陽市寺田正道25-6
電話番号 : 0774-54-7797
FAX番号 : 0774-54-7798

e-mail:sakura.manage@gmail.com

 


当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。