上司の仕事は命令
2025/04/18
社長や店長の仕事は、命令を出す事です。
しかし、何年も一緒に仕事をしている部下に囲まれて仕事をしていると、社長(店長)はもう何年も前に命令を出す事自体を辞めてしまって、部下も命令されるよりも自分で判断しながら仕事をしています。
だからこそ、毎月毎年当たり前のようにだいたい同じような年商を確保し続けているのです。
しかし、いったん売上が減少しはじめると、こういった環境で売上維持ができていたお店の社長や店長は、まったく打つ手が想像できないまま、売上減少に歯止めがかけられなくなってしまいます。
そして、最後にいろいろ手を尽くした結果、新しいスタッフを求める。新入社員を募集しようということになるわけです。しかしここには、それがなかなか上手く行かないわけが、根本的にのこされているのです。
その上最近の日本では「指示と命令」が曖昧で、何を勘違いしているのか?上司が部下に「〇〇やってもらえますか?」などとお伺いを立て、良ければ部下にお願いをする・・・?というのが最近の風潮です。
その上、あまり強く要求すると「パワハラだ!」と言われるので、気の弱い上司は、命令できなくなるのもうなずける時代になりました。だから余計に、地方に長く根付いている一店舗の小売店には、新入社員を育てるのにハードルが高くなってしまいました。
こんな上司不在の環境に、新人社員が入社するとどうなるか?当然ですが、命令をしなくなってから久しい「命令を忘れた上司」からは、新入社員に何の命令もありません?仕方がないので先輩社員たちの行動を見聞きして、一週間二週間と日が経つうちに、居心地の良い位置におさまってしまうわけです。
このような状態が続いて、新入社員には厳しい環境になっているのが「一店舗が長いお店」、つまり成長が無く長い間現状維持が続いていたお店です。
新入社員には、こういった環境の中でもう一つ課題があります。「居心地の良い位置」という問題です。
「満員電車の話」というのがありますが、皆さんはご存じでしょうか?
次の駅に向かう満員電車の中で、次の駅に着くまで周りの人と一緒に電車の揺れに任せて行く。
そのうち何となく居心地の良いスペースに徐々に落ち着き、次の駅に着くまでにはいたって居心地の良い場所を確保していく。あの時の感覚です。
何もせず出しゃばらず身を任せている。
すると先輩より仕事をしない、売上も上げなくて良い差し障りの無い位置に定着します。夢を求めて入社した新入社員には、責任はありませんが、妙な位置に落ち着いてしまうと優秀な志を持った新入社員ほど戸惑うわけです。
このことからでもわかる通り、入社して2~3週間も経ってしまったら「教育のスタート」は手遅れです。
では、「新入社員教育」はどうすれば良いのか?という根本的な問題です。
答えは簡単です。入社した当日から新入社員教育を始めることです。
全員で「お待ちしていました」という期待を掛けた入社祝いと、最低限の販売に必要な「商品知識のテキスト」と「販売の心得」の2つを用意しておいて、一日目・一週間目・1ヶ月目・3か月目(使用期間)の節目には必ず個人ミーティングを行い、周りの者が仲間として「あなたの成長を期待している」と伝えることです。
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