陣頭指揮を執る
2025/02/26
最近、TEL研修をやっていて気付いたのですが・・・
多いのがTEL研修の期間中、社員さんが全員研修中なので社長(店長)さんがお店番をしているというケースです。
この場合、研修が終わってその催事の集客活動が継続されていく場合に、社長が集客活動中の現場にいません。
つまり、研修講師の私が去ったあとは、集客現場にTELする人はいてもマネジメントする人がいない。
これは大変な状況に陥ることになります。
実際にどうなっているかと言うと、講師コンサルが去ったら、一向に本人通話が進まず、二週間のTEL集客中に講師が付き添う3日間で使用リスト数の半分ほどのリスト数を消化するのに、残りの11日間で4分の1程度のそ消化できないのが普通になっています。
こういったことから講師としても、去った後の配慮を研修中にお話するのですが、なかなか効果が出ていません。
とても残念でなりません。
その理由はいろいろ有りそうです。最も多いのが人手不足ですが、問題なのは「社長(店長)の逃げ」です。
集客現場に参加して、その「集客最前線で先頭に立っていなければならないチームリーダーとしての上司ですが、
自分はTEL集客は初めてもしくは昔から苦手で、何となく先頭に立たなければ無くなると困るので、その場を逃げる」という場合です。
誰でも新しいことをやり始めるのは、最初は怖いものです。
しかし、その現場からリーダーである上司が真っ先に逃げ出し敵前逃亡。
部下を矢面に立たせる?これはいけません。
なぜかというと、部下はそういった上司の態度に敏感に気づくからです。
接客が苦手なリーダー、販売が苦手なリーダー、事務作業が苦手なリーダーはいます。
しかし、部下に自分の弱点をカバーさせるべく教えこまさなければ、いつまで経ってもリーダーであるあなたの弱点が、そのままあなたのチームであるお店の弱点となってしまいます。
では、どうすれば良いのか?
まず、とにもかくにも逃げてはダメ!全然苦手でも真っ向勝負を仕掛ける。
そして個人的には恥をかくほど失敗してもやり通すこと。
部下も気づくほど、あなたは苦手であることを隠さなければ、代わりにやってくれるようになるはずです。
また、そうなるまで頑張るしか無いのです。
こういった心情で体当たりをしているとき、あなたの周りにはチームワークが生まれてくるのです。
誰かが苦手なら、そこを誰かがカバーするという阿吽の呼吸です。あなたと部下との間にこれがなければ、良い仕事はできないと思ってください。そのためには、あなたの苦手意識を隠さない。そして、チームリーダーであるあなたは、いつも営業現場の先頭に立つことです。
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