同じ研修を重ねて受講
2025/03/03
ここの所で、同じTEL研修を重ねて何回も受講するお店が増えています。
これは、QT催事研修を受講しているお店の場合、自店でやるよりマネジメントをコンサルに任せてやって
貰う方が、受講料はかかるが簡単に売上ができる。
その上、問屋メーカーからの信頼も得られるので、商品委託の都合も良い。
だから、毎年依頼しておこう!みたいなノリのようです。
何回もやるので、一回一回の催事の集客完成度は高いのですが、一向に店長さんやお店のメンバーさんに学ぼうと言う気は無く、他人事のような感じで研修参加するケースが多く見受けられます。
極端なケースですが、一度店長さんから「なんで店長の僕が、こんなことをお前に命令されなけりゃならん!」と、怒鳴られた経験があります。
これこそ度重なる同じ研修の繰り返しから発生した誤解です。
この研修は、店長にTEL集客のコツをお伝えする研修のはずが、何か違った方向に行ってしまっているように感じます。
私どもコンサルタントに命令権はありませんし、また命令したいとも思っていません。
しかし、社長は研修を自店の催事集客と重ね、私どものQT研修を都合良く使います。
店長への指導として行うコンサルのQT集客研修が、いつの間にか会社から店長さんへの理想的な催事集客命令となっています。
変に誤解した店長さんや社員さんが、最悪の場合には上記のような店長の発言になっているわけです。
こういったことを書くと、既にQT催事研修を「催事集客の請負契約」だと勘違いしている社長さんから、研修依頼が来なくなる懸念があって不安もあるのですが、勘違いは正しておくべきだと思ったから書いています。
QT催事研修は、社長さんや店長さんへの研修です。
店長技術の一つとして、催事集客企画の立て方や、その具体的活動として、社員さんへの説明や動かし方の研修です。
社長や店長が最初はできないところは代わりに見本として一度はやりますが、
それがズーと続いているのは、教える側のコンサルとしては、研修費が毎回頂けるのは有難いのですが、学ぶ気の無い受講生も困りものです。
勿論、私どもコンサル側としては依頼を頂き受注した時は、私どもの売上にもなり嬉しいものですが、あまりの連続は意味が違うわけです。
したがって今後は、通常の研修受注と違う別口のマネジャー研修として受注するつもりです。
3〜4回目の受注の場合は、別口の相談として、今後はお話しする機会事前に戴き、丁寧に一社づつ事情を考慮してご期待に添えるように対応していこうと思います。
依頼する側の期待と、教える側のつもりの突き合わせに努力したいと思います。
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サクラ経営研究所
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